鳥かごと小鳥♪はたまた○○!?

今日は曇り空でしたが、過ごしやすいいい天気でしたね♪ 運動会でお休みしていた子たちも多く、今日はのんびり…とはやっぱりいかず(笑)楽しく過ごしましたよ♪

では早速スタート☆

木の枝をまとめたものを準備していました!今日はこちらでまず鳥かごを作ります!

まずは園芸用の針金を「大体これくらいに切って!」と指で寸法をたとえて伝えると、みんな「わかせんせいこれくらい?」「こんくらいであっとる??」と慎重なご様子がまず何よりかわいくて笑ってしまいました!日ごろはあんなに豪快なのにこんな作業で慎重になる姿は「失敗したくない!」の現れでしょうか!そんなこと大丈夫ですよ~☆

それが切れたらお次は早速鳥かご作り!自分の好きな枝を選んでおいで~~!

何の儀式か部屋の入るとき私の頭を枝でかぶせるというお祈りのようなものが始まって…

もうこんな感じで草の間からのショット☆

するとはるな先生も…

みんなにやられてました(笑)

ではではさっき切った針金で小鳥さんが入れるように丸く枝を工夫してみよう♪まだ生きている枝葉なのでこどもたちの力でもきれいに自由に曲がります♪

なんかここは葉っぱいらないな~と思ったらはさみで散髪してOK☆

そんなYちゃん取った葉っぱを…

うちわにしてふわふわ仰いでくれました♪これもいい発想ですよね!皆さんも暑い日にお試しあれ~!

中には鳥のベットのようにふかふか葉っぱを下に敷き詰めてみたり、ダンボールをくっつけて受けを作ったりと心がこもる仕上がりも♪

では早速小鳥さんを作ってみよう!

はい!このような私の頭に乗っている糸を大量に準備していました!好きな色を2色、または色を変えたくなったらもっと使ってもOK☆

選んでダンボールの小鳥の型紙に巻いていきます!(まず練習ということで型紙は私が準備したもの♪)

おっ!巻けてる巻けてる!

Rくんは森の中で作っているみたいだね♪

Sくんはお手てがギブスしていたので糸を出す役目!わか先生が巻き巻き…色はすずめ色!

できたらホットボンドでお目めをつけて完成しよう!

いい感じね♪

すごい手の平になっているHちゃん!思わずパシャ☆これ、「動眼」といって黒目がギョロギョロ動くもの。

かわいいな~と私は好きですが、みんなの中にはこれが怖い!!という子もいたりで、目をボタンにしたりしていました♪なるほどね~~

それができると自分の木の枝(鳥のかご)に飾っていきます♪

他にも作りたい子は自分で型紙を取ったりして作っていました!

Kくんの恐竜!こんな感じで♪

鳥の羽をつけたりしてかわいく仕上げましたよ♪

鳥かごのクオリティにもこだわってずっ~と装飾していたSくん♪鳥の日陰を作ってあげたり、風が入る心地よい空間作りに創意工夫が見えました!優しいね~

では外遊びも楽しそうだったのでご報告!

アトリエの外の遊びの家の中で製作基地を作って説明してくれていました!あの並んだボンドもいいね♪

男子チームで遊ぶボールがない??というので、自分で作ったら?とアドバイスすると新聞とガムテープで作って満足ゲーム☆

レストランのAシェフは野菜炒めを製作中!「きゅうりのにおいがするよ!」と若葉の香りを表現♪

きっと草むらに行ってるな?と確認しに行ったら…お花を持つ二人に思わずパシャリ☆いつまでもこんなかわいい頃が続いてほしいですね♪

 

さあ!ではではどんなのができたか発表です!(緑がかれてしまうので一応すべて撮影♪)

                 

ピックアップ☆↓↓

Rくんのですが、下の小さな小箱の中には鳥の赤ちゃんが待つ巣箱がありあます。上の鳥は赤ちゃんにえさを持って帰ってきたお母さん♪

とってもやさしい気持ちが入っている鳥かごですね♪ご紹介しました!

 

さあ、本日のアトリエですが、自然を使った造形遊びです。

いわゆる自然を使ったモビールとでも言いうのがわかりやすいでしょうか。

作った小鳥はダンボールに糸を巻き巻きし、装飾したものですが「木に止まっているみたいにする♪」「羽を広げてパタパタしている」とかそれぞれが考えていました。

そうして願いを込めて作ったら、小鳥にも想いがこもり、基本ベースの鳥かごにも工夫が始まります。そうした「命の吹き込み遊び」ができるこどもたちの気持ちを私たち大人が気づいてあげることが大切な本日の遊びです。

アトリエに通う子で、いままで誰一人自然を嫌う子がいません。それは本当にうれしい事実です。アトリエの近くの空き地の草も、どんどん分け入って草にまみれることも抵抗無く自ら楽しんでいます。そんな姿は他の子たちにも響いて遊びの輪が大きくなっています。

さらには毎回こどもたちがあの場所で遊んでいるからか、草花の息づく力を身をもって体験しているみたいで「うわ~~~!せんせいすっごい草のびてるね!」と2週間の自然の生命力を感じて教えてくれました◎言葉にするということは、感性としてしっかり息づいている証拠です。 すばらしいことですよね。

こどもたちといると、環境の大切さをすごく感じます。そしてはるかに多くのことを自然から学んでいます。

そんな草花と共存しながら遊べているみんなは本日のお題も夢中で作っていました。

この幼児・児童期にこうした草花に触れる機会をぜひ多く作ってあげてください。

私たちも初夏のにおいや、静かな朝の空気など、思い出とともに記憶がよみがえることって多くあると思うのです。

やっぱりこども時代に自らが五感で感じたものは大きくなればなるほどなおさら強い感性へと結びついていることに気づきますよね。

私たち大人が今こどもたちにできる環境作り、素材の選択、感性の導き…一生懸命やっていきたいと思います♪

次回もおたのしみに~♪

 

鳥かごと小鳥♪はたまた○○!?