「今の季節はなんと言いますか?」そうたずねると「つゆ~!!」と答えてくれました。
しかも午前チームではなぜ梅雨というのかも知っているご様子で、しっかりと学校で習ったことをみんなに伝えてくれる場面も♪
本日は保護者の皆様ありがとうございました。まずは活動報告の前に着替えの準備の御礼を♪
おかげでみんな元気いっぱい雨の中でも生き生きと活動できましたよ!
午前チームは袋に入れた水の玉をみんなに配り「雨っていうものはこんな玉が落ちてきています!」と説明。
水の玉にうつり込む周りの色や景色を実験的に確認!
午後チームは缶に空から降ってくる雨を採取!
雨粒が何個取れたとか取れないとか言いながらキャッチして集めてみました。
まずはそんな雨の姿を確認しながら早速遊びはスタート☆
体がすっぽり入るビニールを試着!みんな身長が違うので自分サイズにカット!
並んで先生に印をつけてもらいます。すそをはさみで切り取り準備完了☆
実はこの自分サイズのビニールの正体!!!一人ひとりが「雨粒」になるアイテムなんです☆
各自机に向かい、ここからはみんなで一緒に共通のお題を元に絵遊び合戦!
私がどんどん出す「梅雨」にちなんだお題をみんなで描いていきます。
パッと言ったものをパッと描けることも大切な感性。
どこがどうなってるといった説明的なことに重きをおくよりも、自分が今持ち得る知識と感性で「描いた!」とか「次は何だ!!」とワクワクしながら描けることも大切なことです。
なかなかみんな響き合ってノリノリのペースを維持し描いていました◎
さあ!それでは完成した雨粒ウェアを再度装着してみよう!みんななかなか雨粒になりきっています!
そのとき大切にしたいのが「五感」。はだしになって足の裏で水を感じることも大切だと思っています。
靴も脱いでさあ!出陣だ!!!
とそのとき、アトリエ若計画表に記してあった「梅雨を楽しもう♪」のタイトルをおぼえていたMちゃんが
「先生!今日は『梅雨を楽しもう♪』じゃなくて『雨粒になろう♪』じゃないの??」とタイトル付けに的確なアドバイスをくれました(笑)
雨の中をまずは散歩。アトリエの周辺をはだしでぺたぺた♪
しかしこれだけで終わらないのがアトリエ若。長いホースをK先生が取り出すと…♪♪
「きゃーーーーー!!」
「ひゃーーーーー!!!」
まさかの展開に大喜び♪♪
自分たちで雨を作ってみたり♪
雨粒も小さくなって完璧防御をしてみたり♪
なぜだかみんなお水のもとへとうつむきながら寄っていき、修行僧のようなこの後姿!!!笑えました◎
午前チームは濡れ方もそこそこだったので引き続き恒例の雲の中へ!
太陽が出ていたら大きな虹になったことでしょう♪
そのまま原っぱへ!梅雨遊びの代表、しゃぼん玉遊びをしました◎
午後チームは着替えをして、雨が大粒だったので車庫でしゃぼん玉しましたよ!
本当に本日は梅雨満喫しました。
外でも遊べなくて、傘から入る雨に服もくつも持っているものもぬれて、何だか梅雨ってちょっとなあ…と私たちも思います。
でもそんなふうに感じるばかりではもったいない!!!!
こんなときこそ思い切り活動してみる!そんな時代もあっていいと思います。
実は事前に私もこのビニールをかぶって雨粒になってみました。
想像する以上に水の音がパラパラパラパラ!とビニールに響き、直接水が当たってないのにその感触も少し冷たく、雨粒ウェアの中で聞こえる自分の声は「楽しい!」と感じる気持ちにより拍車がかかって今でもその感覚は体に残っています。
そしてやってみて思ったはだしでの五感。雨と一体になる感覚はより研ぎ澄まされました。
毎回こどもたちのいい笑顔を引き出すために私たちも創意工夫しています。
知識だけではなく自分で実際に感じた感覚で。
これが一番みんなの気持ちを理解できます。
雨粒ウェア越しに見えたみんなのいい顔は私たちの一番の喜びです。
今回も楽しかったね♪