今日はとっても暑い一日でした!こんなにも天気がよければ何だか気持ちも上がります♪
「今日は鳥の巣!」と言って、アトリエに来る前に予定表を確認してきてくれているみんなの様子に私も準備しがいがあります!
ではでは本日もスタートです☆
午前チームも、午後チームも「耳を澄まして、今外から聞こえるのはな~に?」と質問しました。
すると午前チームは「鳥!!!」と即答。午後チームは「何も聞こえん!」といいながらも、Knくんが「あっ!鳥の声が聞こえる!」と言うとみんな「鳥!」と次々答えを重ねていました◎
そうです!春にはツバメさんが誕生したり、身近に鳥の巣を目にすることがありますね♪
みんなにも素敵なお家があるように、今日は小鳥さんを想って、快適で素敵なお家を作ってみましょう!!
まずはお家のベースを選びます。
ちょっとずつ違う形をしているのでみんな必死で選びます。
まずは名前を裏に書きます。そしてその次はお家と土地がボンドで仮止め状態なので自分で釘打ちしましょう!
金づち作業は手馴れたものです!
さあここからがみんなの腕の見せ所☆小鳥を想って自由に組み立てていきます。
私の見本で作っていた鳥の巣は、よく見る1部屋バージョンだったのですが、みんなの作った巣箱…。
↑↑見ての通り2階建て!!!!!!想定外の発案に私は驚きでした!
というのも発案の第一人者はKskくん☆
「2階建てにしてもいいですか?」と思いついたよう♪
たくさん準備していたので「いいよ!」と言うといつの間にかほとんどの子が2階建てに(笑)
みんなやっぱり「いいなあ!」と思ったのでしょう♪
すると、午前チームの鳥の巣をみた午後チームも「3階建てにする!」「100階建て!」「無限数階建て!」と
魚市場のせりのようにどんどん数字が跳ね上がっていました◎
自分でノコギリを使って屋根を作ったり、木材ピースを工夫して組み立てたりみんなそれぞれ工夫しています。
とっても素敵ですよ~☆
Rくん。紐で丸太をくくってはしごのようなものを作っていました。
ぶらん♪と垂れたはしごはデザイン的にもかっこいい!
そして、Aちゃん&Kちゃん鳥のお家を彩るお花を摘んで生けました。
Sちゃんはふくろうが大好き。このお家の周辺を大家族のふくろうが見守ってくれています。
ふくろうハウスに吸い込まれていきそうですね♪
Tくんはお家をヤモリの家にしました。というのも春だから設定を小鳥にしたのですが「小鳥以外でもいいよ!」とはじめにみんなへ声かけしていたからです。何より小さな命に想いをこめることが今日はメインですから♪
スロープが着いていたり確かにスルスル登れそうですね♪
Yちゃん。家の入り口には小さなかわいい階段が♪「へやの中もぬる!」と言ってかわいく仕上がりました♪
午前チームは「木の感じがいいから塗らない!」というので、塗りたい子だけ塗るといった仕上げです☆
では4つピックアップしてお届けしますね♪
Nくん。3階建てです!家の重ね部分に隙間があるのは屋根から次の部屋へ移動できるようにするためです。
隙間の広さを考えて「これならだいじょうぶかなあ」と真剣に考えていました◎
2階はねずみの部屋で、3階はとりの部屋。えさ箱には「さくらんぼいれよっかな。」とエサまで考えていましたよ♪
お次はKskくん。2階建ての発案者です!トカゲと鳥のシェアハウス♪
左、穴の中に刺さっている棒。動物が入った瞬間に閉まるらしい!
右、ドーナツみたいなものはえさ箱かと思いきや「落とし穴」だそう。驚きですね♪
Kちゃん。屋上にあるピンクの鉄棒みたいなのと、さらに上の黄色い棒は鳥さんが止まれるとまり木です。
どんな木に引っ掛けてもとっても目だって、鳥さんがお家に迷わず帰れそうなカラフルハウスですね♪
Knくん。屋根が広くてボリューム満天!いもりと鳥のシェアハウス♪
左、赤と青に塗り分けられているU字型の部分。とまり木です。赤がメス、青がオスがとまる仲良しスポット♪
右、部屋を屋上にも作り、日陰になったところで一休みできるところだそう!
「ふ~ってやすむんよ!」と両手を広げて鳥の気持ちになっていました◎
さて今回、みんなの様子を見ていてとっても温かい気持ちになりました。
午前チームのみんなは今までに培ってきたセンスでアクロバティックで勢いある巣箱つくりになっていました。
感心するぐらい創造力豊かで、一人ひとり自信をもって取り組んでいる姿がとてもすばらしかったです。
1年1年歳を重ねていても、心は動物たちを思いやる気持ちがいっぱいで、こうした命を大切に感じられるこども時代にやっぱりこの内容を入れてよかったなあ…と思いました。
午後チームのみんなは今日の内容を新鮮に受け止め、互いに響きあって発展させながら取り組んでいました。
お家が12階になるらしく「とりさんそんなに飛べるかなあ?」と心配したり、「もしお家に入ったらお世話せんといかんね!」といっていたり。
こうして自分の手でお家を作ってあげると、身近にいる見慣れた動物たちにも興味を持ち、思いやることができ、自分の生活にグンと近くすることができます。
ペットとして自分のお家でかわいがることももちろん大切なことですが、大自然で私たちと共存しながら生きている動物たちもかわいがってもらいたいものです。
こどもたちの素直で素敵なやさしい表現に今回も幸せな気持ちになりました。
そして保護者の皆様にお知らせしております!