粘土版画

「粘土版画」

久しぶりのアトリエ♪梅雨真っ只中ですが今日も何とか晴れましたね!

さあ!本日は「粘土版画」と題して、毎年恒例の「菊間粘土」を使った版画をしましたよ!

まずはみんなが扱いやすいようにちょうど程よく練られた土粘土を

20cm角にカットしたものを配ります。順番順番♪

午後のみんなは自分で切ってみました!

何だか気づいたら切れてるといった様子で細い針金は魔法のよう♪

では手にした粘土を自分の画板に置いて、

私が新聞に記してある四角い大きさまで自分の力で広げよう!

その調子♪♪

しっかりペッタンコになったら今日使う「釘」を自分で研いでみよう!

持ってきたのは手回しの回転とぎ機。

これがみんなには大ウケで、必死になって挑戦していました!

黒くさびた釘がきれいな銀色になると実感するのか得意げに喜んでいました。

ではそのアイテムを手にしたので絵を刻み込もう♪

型押しもプラスして更に!

それでは版画の印刷だ!まずはRくんのお手本から♪

選んだのは「赤」!

紙を置き、優しく手で擦り取る…

そ~っとはがす…みんなの注目の的☆

この動作を1人3回繰り返します。

版画は何回もプリントして複製できることが醍醐味。

次こそはさっきよりもいいものができるかな?とみんなそれぞれ挑戦していました。

この長蛇の列。笑ってしまったのがずっと待つ間粘土のついたこの画板を持って立っているのです。

「おもいーーーー!」と唸りながら私に訴えるので、「ここに置いといたら?」と言っても

置かずに粘っていました。

置いてしまうと順番をあきらめた気持ちになってしまうのか、追い抜かれないように

しっかり握り締めていました!そんな姿はこどもらしくてかわいいですね◎

たくさん刷り上りました!!

できた人から粘土で自由製作!

わに!

←米粒のような宝石です!

ロケットと宇宙です!

またも研ぎチームも!

飽きないのですね♪

今回は誰でもが簡単にできる粘土版画に挑戦しました。

あっという間に出来上がるプリント遊びではありますが、

みんなは原版を描いては消し、かたどっては消しと、何回も自分の思うように描いていました。

自分が何を描くか迷う場合でも、押し型を目にするとそこから湧き上がる創造があります。

自分の持ちえた能力で戦うことも大切ですが

いろいろと柔軟にセンスやアイデアを

何かしらのきっかけに取り込むことができる能力も大切です。

アトリエ活動は創造のトレーニングです。

常に「いいこと思いついた!」と心がときめくこどもたちであってほしいです。

それでは恒例の四季録です!どうぞご覧ください。

粘土版画