お正月飾り

今年最後のアトリエ日は、とっても寒い1日となりました!

冬らしいと言えばそうですね!

午後に途中、雨のような雪のようなものが降ってきて、それを見たとたん外に出たい!出たい!と、

案の定言っている元気なこどもたちでしたが(笑)

 

そんな年末恒例の遊びは♪ は、お正月飾り!

今回は

じゃーん!!レモングラスをこの日のために11月上旬に知り合いの農家の方のところで収穫させていただき、もりもと先生のアトリエ2階に干させていただいていました♪

はい!あの坪内家にある版画のアトリエです!

ちらちらとキャンプの道具やみんなの作った船が見えておりますが(笑)こんな準備もしておりましたよ♪

それと、もみの木とまきの木を重ねてお正月飾りのベースに♪

そんな準備もしていたと保護者の皆様には先にお伝えし(笑)

使う材料の説明をみんなに♪

こうして説明してますが、

今日はお正月飾りの小さなオブジェを自分たちで作ろう!というもの。

お正月ってみんなどんなイメージを持ってるのかな??

すこし大人文化な気がして心配もしていましたが、みんないろいろとイメージできてびっくりしました♪

そんな姿をどうぞ!

オブジェ作りに使うのは「消しゴム粘土」

何だこりゃ!?といった棒状素材ですが、練ると粘土に♪

そして「あること」を最後にすれば消しゴムになっちゃうというもの。

色は決まったこの5色。

さて、どんなものを作る?どんな色を生み出せる?

消しゴムになる粘土ということで、普通の粘土よりも少し硬く、はさみで切って小さくしてもんだり、いろいろと工夫しながら活動していました。

そんな時、

Rちゃんが「こうして消しゴムみたいに消すようにしてこねたらこねやすいよ!」とナイスアドバイス☆彡

やってみると本当に良く、ぎゅっと圧力がかかって粘土感が出ます!

こうしたこどもたちの発想や工夫する力には感動しちゃいます。

そして困ってるとなおさら考えてくれるのです(笑)

こどもたちはやっぱり何かいい方法はないかな??と考える力があるのですね!

だからたまに「これない?」とか「これ使いたい!」はある意味、創意工夫の力で、

ルールからそれていることではないことも多くあります。

何事も勉強になります!

いつもアトリエ若では大きなものや、どっしりしたものをダイナミックに作ってもらっていますが、

今日のお飾りはみんなの手のひらに何個も乗るくらいの小さなサイズ。

とってもかわいいのがいろいろと出来上がっていましたよ♪

ちなみにこちら、

「一富士二鷹三茄子」

笑っちゃいますよね!!!色作りも形作りも最高!!!

さてそれが作れた人は、先ほど言ったその「あること」をしていきましょう!

そうです!お湯で煮るのです!!

ぐつぐつ煮える食べられないものは、なんだかシュールですが(笑)これで10分茹でると固まりま~す♪

それができたら取り付けです!

これらはメインボディ。

みんなのオブジェはねじりハチ巻きをしたでっかい松ぼっくりの上に♪

さあて!完成したのを見せて♪

このお二人はかどや先生と一緒に撮りたい!と(笑)

うん、先生も隣でいいポーズしています!!

みんないい感じ♪

12月からは恒例のお芋も焼いています♪

キャンプのお料理のかじわら先生からも差し入れの干し柿いただきました◎ 感謝~★

 

 

さて、本日のアトリエ。

今年最後のアトリエは、年末も年末。そんなお忙しい中でもこどもたちを連れて来てくれてありがとうございました。

中には「アトリエ若のお正月飾りがないと正月が来ないよ!」なんていうお言葉もいただいたりで、嬉しい限りです。

今回の素材も、はじめに話したようにすべて手作りです!

レモングラス、香りもしますから♪

大きな松ぼっくりも私の秘密の採取場所で傾斜を転げ落ちながら拾いました(笑)

完成品をみんなに渡すまでの作業は採取も組み立てるのも手間暇かけておりますが、可愛いみんなのためですから♪

そして、消しゴム粘土ですが、

「なんでこの粘土にしたの?」とこどもたちが聞いてきました。

その質問にもびっくりしたのですが、そうなんです、理由があるのです。

 

飾りのオブジェは自分で作ってもらいたいという気持ちと、

しかも素材の形にとらわれず、自由に作ってもらいたいという気持ちと、

そこから素材はやっぱり粘土かなと発想し、

けれど・・・

すぐ固まってくれる粘土は・・・と探していた時にこれに出会いました◎

お湯でゆでるっていうのもなんか面白いなあと!

 

そんな私がいろいろと考えた頭の中を探るように質問してくるこどもたちには頭が下がるし参ります(笑)

 

それと年末ですから少し・・・

ここには書ききれないくらい本当にみんな成長しています。

今回のようなこうしたこどもたちが自分の力だけでできる素材は私たち大人がこどもたちをよく見てあげられる時間にもなります。

作る、考える、触れ合う、いろんな姿を間近で見ていると、

私たち大人の何倍ものスピードと伸びしろで

心が充実していることを感じるし、その心で考える力が手を動かす力になっているなあと感じるし、

それらがすごく太い一本の芯となって成長しているなあと思います。

こどもたちは本当にきれいな1本なんですよね。それがまた美しい。

だからこども時代にいかにその一本を太くできるかが大事なのだと思います。

大人になっていくにつれ、いろんな摩擦ですり減ってきたとしても、

それに耐えうる太ささえあればきっと大丈夫なのだと思います。

 

ま、たくさん書きたいことはありますが、今日はこのくらいに♪

 

では皆様のご家庭にまた素敵な一年が舞い降りますことを願っています。

また来年わか先生も元気にまってま~~~す!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お正月飾り