さて、本日も変わらず暑い一日でした!けれどみんなは相変わらず元気いっぱい!!本当にエネルギッシュです♪
じゃーん!こんな感じで今日の試作をみんなに見せます!と言うのも、アーティストの田中達也さんって知っていますか?
愛媛県美術館にも展覧会で来たことがあるのですが、生活用品や、食べ物など、身近なものを素材にし、別のものに見立てて作品作りをしている方です。
こどもたちならなおさらいろんなものに見立てたり、工夫できたりするだろう!ということで、自分たちで選んだ素材を使って遊ぶそんな一日に挑戦しました◎
まずは試作品からご紹介♪
このような壁に付ける小物入れを選んだはるな先生は…
電車に変身!!ご乗車の方、部品、線路などは色紙やペンを使って付け加え創作します!
そして空間をより演出させるためその表現のステージを空き箱にしました!
そして、みんなが使うメイン部品を今回は近所のフジにひとり一個お買い物に行きましょう!
さあ!午前も午後も相変わらずバラバラですが(笑)涼しいお店に入りましょう!!
ということで、とにかく選んでおりました。確実に決まるのが早い子と、遅い子がいると思ったので、第一弾便はおがわ先生と帰り・・
第2弾便ははるな先生と帰り…
第3弾便はわか先生と帰りました◎
そして何を買ったか確認し、各自遊びへと取り掛かります!
とまあ各々の世界観で作っているものですから、みんな夢中にやっています!
ということで、完成したものをお見せしますと♪
石鹸入れが船になったものや
食べ物の仕切りカップが遊園地のコーヒーカップになったものや
手鏡がアイススケートのリンク場になったものなどなど
ドタバタ過ぎてほんの一部ですがご披露しましょう♪
ということで今回のアトリエ。
初めは私もその、田中達也さん(調べられてみてください♪)の作品をきっかけに、今年度のアトリエの遊びに組みたてていました。
私たちの身近にあるものをこどもの目に映すと、きっと大人よりも面白く見えてるに違いない!と、どこかこどもたちの力に期待し(笑)任せてみました。
「買い物に行く」ということがきっと嬉しくて、気持ちは盛り上がっていましたが、フジにつくとどれにしようか悩む悩む(笑)
けれど、「自分で決めて選ぶ」ということが今回の最大のポイントだし、活力や持続力につながるので、この悩む時間はしっかりととってあげることに♪
結果、午前の子も午後の子もフジからの最終便だった私が帰るころにはみんなアトリエの中はいい意味でぐちゃぐちゃで(笑)勢いづいていましたよ!
結果こどもたちの様子を見ていると、
こどもたちの目は、私が思った「見立て」の能力ということとは違っていて、
手にしたものを「新しく自分だけのものに組み立てる能力」の方が強く大きくあることがよくわかりました◎
選んでいいものは一つだけ。だからある意味自分にとって足らない部分を脳内でイメージしないといけないから高度になるのですが、
こどもたちは限定されたその中で、自分の今までの生活体験を生かして表現していました。
それがこどもたちの年齢差や体験の差によって
田中さんのように、選んだものをイメージに見立てながらくみたてられる子、選んだものが見立てというより一つの造形の素材として表現した子など、様々でしたが、共通して言えるのは、
いわゆる「見立て」といわれて大人が視覚に大部分を置くそんな選択決定の感覚ではなく、
どの子も手にしたものを視覚よりも脳のフィルターに必ず一回通しているということ。
はじめは「これに見える」といっていても、その素材の持つ独特の素材感や、パッケージに入っている数、さらには部品の分解など、小さい子になればなるほど五感を使った選択決定になっているのです。
アトリエ若のこどもたちは、見立ての概念を超えて、自分で再構築する能力があることを教えられました(笑)♪
だからどの子も本当に自分で試行錯誤しながら取り組んでいましたよ!!そんな姿が一番いいですよね◎
暑い暑い中でしたが、夏休みももうすぐ終わりますが、もう少しだけ楽しんでね◎
次回は坪内家にて集合です!またご連絡いたします!!
では次回もお楽しみに~~~~~★